意外に反響のあったツールドフランスの続きを書きます。
自転車に興味のない人もよろしければ、ぜひ〜!
第13ステージも第2・10に続いてニーバリがステージ優勝。
このステージで面白かったのが4位争い。
ピノにずっと引っ張ってもらってたバルベルデが、
ゴール前でピノを抜き去るという、紳士協定無視の行動
(しかもピノは地元フランス出身)に出る暴挙。
その時のアナウンスが軽妙で笑えたので、その様子を。
「マジですかバルベルデさん、それはない、それはない!」
第15ステージのゴール前はツールと言うよりロードバイク競技の
醍醐味が結集されているので、紹介したい。
風の抵抗を受けない様に協力しあったり、エネルギー供給を
助け合ったり、基本的には集団で協力し合い、力を蓄えながら
効率的に平均速度を上げて行くチーム力の中でエースを勝たせる。
以上が大抵のレース展開なのだが、レース序盤から先行(先攻?)
するというより、飛び出すライダーがいる。
彼らの目的は盤石になりつつある上位チームの順番をかき乱す様な
レース展開に持ち込むこと。
それと、スポンサーの名前をできるだけ長く画面に映して、
スポンサーさん来年もよろしくね的な大人の事情もある。
学校のマラソン大会にもいましたよね?そういう目立ちたがり屋。
兎に角、逃げに出る選手は集団でのアドバンテージを捨て、
チームやお金の為、後半に沈むことを覚悟で孤独な旅に出る。
レース前日、監督に
「明日は前半(もしくは中盤)から逃げてくれ」
と言われたら覚悟を決めるのだろう。
何だか特攻隊の突撃前みたいな話しだ。
この第15ステージはマルティン・エルミガーとジャック・バウワーの
2人がスタートから飛び出し、200kmを超える距離を2人で逃げ続け、
ラスト25mの勝負になったゴール前は見物。
「明日は逃げてくれ」からの彼らの気持ちと踏ん張りを考えると
泣ける。
さ、長々と書きましたが、今日はこの辺りにしておきます。
また、次回続きを書きますので、またお付き合い下さい、ぜひ〜!
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