午後はずーっと行ってみたかったニッカ宮城峡蒸留所へ。
その前にちょっと予習。
北海道にある余市蒸留所がニッカの初めての蒸留所。
竹鶴政孝はモルトはいくつかの原酒を掛け合わせた方が
絶対に美味しくなると思っていたようです。
もう一つ蒸留所を作って酒を掛け合わせ(バッティング・
ブレンド)られるよう、第2の蒸留所建設地を探していました。
養子である威(タケシ)が秘密裏に候補地を探して歩き回った。
山に分け入り、水を試す日々、ようやく「これだ!」と言う
水に出会ったのが、この宮城峡。
ここへ政孝を連れて来て水を飲ませると、彼も「これだ!」と
この地に蒸留所の建設を即決したということです。
で、そのマザーウォーターとなるのが新川の水。
新川の読み方がニッカワであることは全くの偶然との事。
(因みにこの水を飲みましたが、僕には全く分かりません)
何故か降りてしまった「愛子駅」
「あやし」と読むそうです。
ここの駅前のおにぎり屋さん最高でした。
「作並駅」から送迎バスで到着。
蒸留所見学は大盛況。
大麦を乾燥させるキルン塔。
ポットスチル。
現在はドラマに貸し出し中のポットスチル。
ウィスキー造りを誰も見た事のない時代に、
出資者を説得してこれだけの施設を作った、
竹鶴政孝の情熱に感動せざるを得ない。
「余市蒸留所の職人達は竹鶴政孝が 手を掛けて
仕込んだウィスキーの寝息を耳にしながら
今もウィスキーを作り続けている」
続く...
0 件のコメント:
コメントを投稿