2014年11月27日木曜日

宮城峡蒸留所見学 前半


午後はずーっと行ってみたかったニッカ宮城峡蒸留所へ。

その前にちょっと予習。



北海道にある余市蒸留所がニッカの初めての蒸留所。
竹鶴政孝はモルトはいくつかの原酒を掛け合わせた方が
絶対に美味しくなると思っていたようです。

もう一つ蒸留所を作って酒を掛け合わせ(バッティング・
ブレンド)られるよう、第2の蒸留所建設地を探していました。

養子である威(タケシ)が秘密裏に候補地を探して歩き回った。
山に分け入り、水を試す日々、ようやく「これだ!」と言う
水に出会ったのが、この宮城峡。

ここへ政孝を連れて来て水を飲ませると、彼も「これだ!」と
この地に蒸留所の建設を即決したということです。

で、そのマザーウォーターとなるのが新川の水。
新川の読み方がニッカワであることは全くの偶然との事。
(因みにこの水を飲みましたが、僕には全く分かりません)







何故か降りてしまった「愛子駅」
「あやし」と読むそうです。
ここの駅前のおにぎり屋さん最高でした。







「作並駅」から送迎バスで到着。







蒸留所見学は大盛況。







大麦を乾燥させるキルン塔。














ポットスチル。







現在はドラマに貸し出し中のポットスチル。







ウィスキー造りを誰も見た事のない時代に、







出資者を説得してこれだけの施設を作った、







竹鶴政孝の情熱に感動せざるを得ない。









「余市蒸留所の職人達は竹鶴政孝が 手を掛けて
 仕込んだウィスキーの寝息を耳にしながら
       今もウィスキーを作り続けている」



続く...





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