Youthful days

今から１２年前の寅年、イングランドでマサという男と

エリックという男と暮らした時期がある

紆余曲折があって３人で暮らすことになった

その初日、盛り上がって、ひたすら酔っぱらって大騒ぎ

近隣住民が警察に通報、大家には出て行けと迫られた

その当日の写真がこれ

　　　　　　　　　　↓　　　　　　　　　

謝り倒して何とか３人での共同生活が始まった

マサくんとはマルタ共和国という赤道近くの楽園にも出かけ

２人で泳いで、探検して、酔っぱらった

満天の星を見上げながら、毎晩焚き火をした

↓

僕らの中で３人のフラットを最初に出て行ったのはマサくん

靄がかかったマサくん出発の冬の早朝、エリックは起きてこず

ハマースミス駅前の公園までマサくんと２人で歩いた

しばらくすると予約のタクシーが到着

タクシーの車内で一度だけ振り返ったマサくんが靄に消えて行った

１人でフラットに戻ると玄関にエリックがいた

「マサは行ったか？」

と聞いてくる

寂しがり屋のエリックは見送ることができなかったらしい

そんな青春をイングランドで過ごした

その頃の僕らが良く聴いていた曲

「Angels」

Robbie Williams

　　　　　〜I'm loving angels instead〜

この会場、３０万以上の人がいます

「What can I do」

　　　　〜If I don't try I don't hope

　　　　　　　what can I do to make you love me〜

マサくんが好きだった曲

「Melody」

玉置浩二

　　〜あの頃は何もなくて・・・それだって楽しくやったよ〜

僕たちはあの時代を「人生の夏休み」と呼びます