記念試合もパーティーも仕事で顔が出せなかった
凄く残念だ
今日は僕が所属していた頃のチームの小さなエピソードを書く
「富田」という男がいる
この男、社会人になってラグビーを始めた
見たところ身長168cm体重62kgくらいか?
体格や体力に自信があるようには見えない
大学もラグビー界では超一流で鳴らした合庭(アイバ)が
会社で同じ部署の富田さんにラグビーのことを熱く語り、
一度試合を観にきた
後日、飲み屋で「羨ましいな、あんなに熱中することができて」
「俺もやってみたいけど、できるかなぁ」とうっかり言ってしまった
その時の合庭の台詞が
「富田にもできるしッ」だ
(ちなみに富田さんは合庭より年上)
で、富田さんの念願叶い(?)晴れてタマリバの練習へ
もちろんズブの素人である、かなりキツかった筈
しかしタマリバの面々は容赦なく富田さんを本気で怒鳴りつけた
そんなことが1年以上も続いただろうか、
タマリバの全国大会決勝、僕達がグランドへ飛び出すと
富田さんの
「タマリバいけ〜、タマリバァァァ・・・」
といいうでかい声が聞こえた
証言によると試合開始直後から富田さんは叫び続けたそうだ
それも涙を流しながら
試合後のチームレセプションのスピーチで
富田さんがまた泣きながら言った
「みんながグランドへ出て行くと、感情が爆発した
こんなチームに所属し、こんな凄い仲間がいることに俺は震えた
こんな俺を受け入れてくれて、本気で付き合ってくれて
本当に感謝しています、合庭、本当にありがとう」
それぞれ一気にグラスを空けるのがスピーチ後のしきたり
富田さんに用意されていたコールはもちろん
「富田にもできるしッ」
タマリバはラグビーに本気で取組み
本気でぶつかり合い、もみくちゃになりながらも
本物の友情が芽生える
そんなチームだ
タマリバ創部10周年、まだまだこんなエピソードが
生まれ続けることを願っています
関係者の皆様のご尽力、本当に感謝してます
また、顔を出しますね〜
ちなみに富田さんは武山や福田という超強者と一緒に
7sチームで未だに走りまくっている
そんな富田さんの長男の名は「タクル」
やばいですよ〜
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