さて、スコッチである。
お休みをとってトリップしたりしております。
6月の3本目について書いていきますので、
お付き合いください、ぜひ〜!
ザ・マッカラン
このお酒はグレンフィディック、グレンモーレンジと共に
非常によく飲んだお酒で、これを抜きには語れないので、
今回は3本目というエキストラに手を出すことにしました。
ここで少しザ・マッカランのお勉強を。
ザ・マッカランはグレンリベットに続き、1824年に第2の
政府公認の蒸留所として正式に誕生。
スコットランドでは原酒を3年以上「木の樽で熟成させること」が
法で定められているスコッチウィスキー。
アルコールを作り(この時点では透明の液体)、木の樽の中で
寝かせることで、ただのアルコールに香りや色がつく。
マッカランはその香りをより豊かにするために、樽を造り、
スペインのお酒・シェリーの蒸留所に貸し出します。
シェリーを造った後にその樽を回収しウィスキーを熟成させます。
従って、シェリーの香りがマッカランの特徴でもある。
(現在はFine oakという、シェリー樽とバーボン樽のバッティングの
物も出てますが、よりマッカランらしいのはシェリー樽でしょう)
シェリーからくる甘く芳醇な香りがあるので、マッカランは
「スコッチのロールスロイス」と呼ばれている。
matured in selected
sherry oak Jerez Spain
シェリーオーク樽スペイン・ヘレス産の文字
色は濃い飴色。
酔っぱらいの感想。
香り。
バニラと火薬の匂い。
味。
3本共通で黒糖の後味がするのですが、
マッカランの後味が一番黒糖の味がする。
濃厚とか芳醇、上品という言葉がしっくりくる。
って、火薬とか黒糖が上品?と思われるでしょうが、
個人の意見ですので、お許しを。
ものの本によると、濃厚な甘さの中にジンジャー、
ドライフルーツの香りが漂う。
チョコレートの甘みの中にかすかなピートの味の
フルボディ、とのこと。
「ロールスロイスの乗り心地?うまく説明できないけど、
これ飲んでみて、そうすれば分かるから」
と、言いたい人にはおススメです、ぜひ〜!
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