2013年7月12日金曜日

The Glenfiddich



さて、スコッチである。
このところ帰宅が遅いので、という言い訳です。

今日は6月の2本目について書いていきますので、
よろしければお付き合い下さい、ぜひ〜!


2本目にはグレンフィディックという銘柄に決めた。







グレンフィディック







このグレンフィディックはボトルの形が三角形という、
一風変わったボトルをしています。

話は脇道へ...

僕がイギリスで初めて購入したのが「グランツ」という銘柄。






        グランツ(楽天より画像拝借)







グランツもグレンフィディックと同じ三角形のボトルだった。
後で知ったのだが、この二つの蒸留所はウィリアム・グラント&
サンズという同じ会社がオーナーとして作っているのだ。

僕にとっては思い出深いグランツ、その三角形のボトルの
シングルモルトということで、毎月2本ずつ飲んでいく計画の
2本目にはグレンフィディックをチョイス。




ここでグレンフィディックのお勉強を。

1887年にウィリアム・グラントが創設。
当時、資金難だったウィリアムは10人の子供たちと一緒に
家族総出で建物を建て、設備は中古品をかき集め蒸留所を作った。
(ウィリアム・グラント&サンズ(息子たち)という社名の由来がこれだと思う)

モルティングなどを外注する蒸留所が多い現代でも、仕込みから
ボトリングまでを一貫生産を今も続けている珍しい蒸留所です。







創設者、ウィリアム・グラント&サンズのサイン







グレン(=渓谷)フィディック(=鹿)という意味で
直訳すると鹿の谷が名前になっている。







シカトが凛々しいです。







1963年にシングルモルトウィスキーを世界で初めて販売。
現在、世界で一番飲まれているシングルモルトがグレンフィディック。
現在のシングルモルトの世界シェア15%、6本に1本という計算になる。




2本目はどの銘柄?グレンフィディックでしょ!







で、テイストノート。







色は明るい黄金色。







酔っぱらいの感想。

香り。
リンゴ、バニラ。

味。
とてもまろやかで、そしてまろやか
ってくらいまろやかで、甘さと辛さが絶妙。

スコッチに馴染みがない人に紹介するなら、このスコッチを紹介します。
飲みやすさはこの上ありません。




ものの本によると、香りは瑞々しく、フルーティで梨のよう。
味は繊細で滑らか。




らしいです。




流石、世界で一番飲まれているシングルモルト。
どれをとっても平均的で癖がない!

これからスコッチを飲もうかと思っている人には、
僕はグレンフィディックを勧めたいと思います。

酔っぱらいの無頼のお勧めではありますが、ぜひ〜!




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