2011年11月15日火曜日

Nakanodake (take?)

だけ、だけ、なかのだけ〜

ってことで、中之嶽神社に行ってまいりました

相当な長文になっていますが、よろしければお読み下さい
ぜひ〜




















今回はこの階段から始まります





登り始めは素敵ですが、途中から振り返るのが恐ろしくなります



階段から山道に入り、登り始めて20分くらいで見晴し台に着きます




見晴らし台からの景色





見晴し台にはもう一段上に上がれる一枚岩があります
                   (写真左側)





岩の上に祠が誇らしげに立っていますが(すみません)



アクロフォビアーな僕はとてもじゃないけど・・・



こんなところには立てません
(人が立っているの分かります?)



それでも、岩の上に腰砕けでズリ上がり
座って、ビビリながらシャッターを押しました





ピンボケ





もう何を撮ろうとしているのかも分かりません・・・




さて、歩を進めていきます




第四石門






ここを通過して今回の目標、大砲岩に向かうのですが
この辺で、何だかモヤモヤしていた気持ちの原因がハッキリしてきた


それはすれ違う団体様たちだ


このお山はまるでデパ地下か?という程に混んでいる











山に他の人がいることは、安心なのだが、弊害もある
そのひとつが狭い山道を譲り合うことだ

混んでいないお山でもこれは必要だし、今までのお山でも経験済みだ
基本「登り優先」で行うということだけれど、お年寄りであったり
スピードのありそうな人が来た場合や、避けられそうな場所の確保
等を考慮し、何となく暗黙の了解でやってきた様に思う


すれ違う時は相手の方と「お先にどうぞ」「あ、すみません」
という挨拶だけでなく、「山頂まであとちょっと、頑張って」とか
「この先、分岐で左折後、本当にこっちか?と思うけど、間違いないから」
など励ましてくれたり、情報交換ができたりして有り難いこともある
すれ違いは、辛い事も多い山中での楽しみのひとつなのだ


実際この日も年配の夫婦に「どちらからですか?」と声を掛けられ、
「私たちは近所に住んでいて、月に1度くらい登っているのよ」
なんてお話になり、もうちょっと話し込んでたら、
その方の家のコタツでお紅茶でもいただけたに違いない!


しかし、この日すれ違った団体様(グループ?パーティー?)は
20〜30人で、どちらが譲る?みたいな間もなく、先頭の人が歩を
緩める事もない。ズンズンと進んで来て、後ろの人達をその後に続かせる
もちろん「すみません」と言ってくれる人も稀にいるが、
ほとんどの場合、僕などこの世に存在しないかのごとく通り過ぎる



なんて残念なんだろう・・・


山にはファミリーで来られていたり、小さな子も多く、
スタスタ登って行ったり、ピョンピョンと下って行ったり、
時に「あ、おじさんも頑張なくちゃ」という気にさせてくれる

「こんにちは」と声をかけると、「こんにちはぁ」と
山以外ではこういう挨拶をしていないんじゃないかと思える
か細い声で精一杯の挨拶を恥ずかしそうに返してくれる
女の子もいたりする

そんな子どもたちに大人たちはどう映っているのか、考えたいものだ


団体様に限った事ではないが、今回は団体様にその傾向が見られた


そこで僕は言いたいのです!
山での道ゆずりは「登り優先」だけではなく「お一人様優先」や
「お子様優先」「初心者優先」(エキスパートほどお避けなさい)
などと細かいルールが設定される恥ずべきことになる前に




「すれ違いは、笑顔で譲り合うことを優先!」だと




先ず自分も気をつけます
なんせ「すれ違いを待つ時は山側で」ということを
今回“山でのすれ違い”を調べている最中に知ったという
超初心者なのだから!




さて、そんなことを考えつつ、第四石門を通過して大砲岩を目指します













大砲岩から見た見晴し台




今回の目標はここまでで達成ですので、いただきは踏みません
下ることとします




下りは紅葉を楽しみながらの下山となりました
初めてクサリ場(なんちゃってクサリ場)も経験しました
(アクロフォービアーなので、クサリ場は苦手です)




























そこにある葉っぱは、一生懸命に生きているようで
なんかパワーをいただける気がします



































なんだかモヤモヤしちゃうこともあったけど、下山して振り返ると、
さっきまで自分が立っていた場所がすごく遠く感じられ
寂しくなってしまう




色々あってもそこにデーンと山はそびえていて
「またおいでよ」と言ってくれているようです





さっきまで立っていた場所
     (左側に人がいる辺り)










またどこかへ行きたいなぁ、と思う良い山でした


次回は混んでいない山が良いなッ、ぜひ〜!



アクロフォービアーとは高所恐怖症の事で
 ビールのためのアクロという意味ではありません







2 件のコメント:

  1. もみじがきれいですね。
    素敵な写真、いつも楽しみにしています。

    『すれ違いを待つときは山側で』勉強になりました。
    (ちなみに、なかのたけ神社です)

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  2. たら子さん
    写真はもうちっと何とかならんもんかと、
    いつも悪戦苦闘しております

    ナカノタケですね
    なんだか親近感のある名です

    また遊びに来て下さいね、ぜひ〜

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