ハワイのこの時以来、大型二輪免許が欲しくなってしまい
県の安全講習で走り方(受かり方)を一通り習い、
免許センターにて試験を受けておりました。
いわゆる“一発試験”というやつに挑戦です。
課題走行では急制動が大の苦手で、速度足らずだったり、
速度出し過ぎでスリップしたりを繰り返しました。
二輪免許の試験は70点で合格ですので、マイナスが
30点を超えると試験走行は中止になります。
僕は試験のラストの走者(8番目)でした。
始まってから、皆さん試験走行中止のオンパレード。
走行中止の指示はバイクのスピーカーで知らされます。
僕が乗る直前、6・7番目の方がやっと完走(合格)でした。
スピーカーから何も聞こえなければ完走で合格です。
いよいよ僕の番がやってまいりました。
波状路・一本橋・スラロームを順調にこなし、
最後の難関、苦手な急制動までなんとか辿り着きました。
緊張しつつ、指定のパイロンで急ブレーキ。
指定停止線を過ぎると失格ですが、何とか止めました。
その時、スピーカーのスイッチが入る音がしました。
「〜りなおして」とかろうじて聞こえた声から推測。
きっと「やり直せ」と言っていいるんだろうと判断。
急制動はスピードが足りない場合に限り、一度だけ
やり直しが出来ます。
スピードが足りなかったんだ!と思った僕は2回目は
もちろんスロットルオン!45kmくらいでパイロンへ。
キキーッ!と思いっきりスリップ音を響かせながらも
なんとか指定停止線手前で停車成功。
ここでスピーカーから声がかからなければ、踏切を超え
スタート地点に戻るだけなので合格は間違いなし。
「スタート地点に戻って下さい」とスピーカーから指示。
そうなんです、1m以上のスリップは失格なのです。
って事で一発試験は不合格でした。
不合格でしたが、試験の全コース(急制動は2回)を走れ、
未走のコースがないのは良い経験として帰る事にします。
この日、大型二輪の受験者数は8名。
合格者は2名でした。
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