2014年10月1日水曜日

秋の夜長に「額縁」について考えてみる


毎年恒例にしている「夏を締めくくる曲」を
今年は載せなかったので、秋の入り口を感じる曲を載せます。


ちょっと長い講釈をタレますが、よろしければお付き合い下さい。
ぜひ〜!



皆さまに「神様に感謝したくなるアーティストの存在」がある様に、
僕にもそんなアーティストが数人います。


その内の1人が井上陽水です。
今日は井上陽水という人の「長い坂の絵のフレーム」をご紹介。


そこに「長い坂の絵」があったとしたら、
それはどんな絵でしょうか、考えてみて下さい。

恐らく一本道が中央に描かれてあり、それが上に行くにつれて
細くなっていく絵をご想像のことと思います。



果たして、面白い絵といえるでしょうか?(華丸)




この歌はその「面白いかどうか分からん絵」を入れるための
「フレーム」(額縁?)が主題になっているのです。


その着眼点だけでも圧倒されますが、
「時々はデパートで孤独な人の振り」をしたり
「満ち足りた人々の思い上がりを眺めたり」する
という詩にも引き込まれます。


長い坂の絵は人の道、絵のフレーム(枠組み)は人生そのもの。
などと、僕なりに解釈してみる。









井上陽水「長い坂の絵のフレーム」




〜これからも働いて遊びながらも生きていく 
  様々な気がかりが途切れもなくついてくる
      振り向いたら嫌われたり愛されたり〜



この人に素敵な歌声と、詩と曲作りの才能を与えてくれた事。
何よりも「ラグビーって面白いな、負けたくねぇな」などと
思わせなかった、神様の粋な計らいに感謝。




秋の夜長に「長い坂のフレーム」おススメです。
ぜひ〜!




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