2010年12月24日金曜日

Wish our merry Christmas

こういう詩がある





「1984年 夏 インド
 俺は再びリュックを担ぎカルカッタの暑さに負けている

 澱んだ川の橋の上、4歳くらいの女子がついてくる
 「お金をちょうだい お金をちょうだい」

 誰にも分からないようにほんの少しのお金を渡し
 しばらく歩いた後のお前の悲鳴

 お前は大人達に囲まれて、俺に貰ったお金を取られている
 お前はワンワン泣きながら橋の上に崩れ落ちる

 俺はほんの少し振り向いて
 また何事もなかったように歩き出す

 子ども達よ
 ただ一度だけ会っただけの子ども達よ

 俺はあの時、お前らの前を通り過ぎた日本人だ」





これがうたわれたのは20年も前だ

その時の子ども達はどんな大人になっているだろうか
どんなカルカッタを作っているだろうか

日本はまだアジアを素通りしていないだろうか


不安定なアジア情勢ですが
隣国を気遣い、やられて嫌なことは絶対にしない

その気持ちを持ちたいものです

中国の、韓国の、北朝鮮の、インドの・・・
とにかく、世界の子ども達に幸せな時間があるように

千葉の、埼玉の、葛飾の、藤沢の、日本の・・・子ども達が
世界の子ども達のことを考えられる大人になりますように

今年のクリスマスにはそんなことを考えた

皆さまよいクリスマスを!!




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