こういう詩がある
「1984年 夏 インド
俺は再びリュックを担ぎカルカッタの暑さに負けている
澱んだ川の橋の上、4歳くらいの女子がついてくる
「お金をちょうだい お金をちょうだい」
誰にも分からないようにほんの少しのお金を渡し
しばらく歩いた後のお前の悲鳴
お前は大人達に囲まれて、俺に貰ったお金を取られている
お前はワンワン泣きながら橋の上に崩れ落ちる
俺はほんの少し振り向いて
また何事もなかったように歩き出す
子ども達よ
ただ一度だけ会っただけの子ども達よ
俺はあの時、お前らの前を通り過ぎた日本人だ」
これがうたわれたのは20年も前だ
その時の子ども達はどんな大人になっているだろうか
どんなカルカッタを作っているだろうか
日本はまだアジアを素通りしていないだろうか
不安定なアジア情勢ですが
隣国を気遣い、やられて嫌なことは絶対にしない
その気持ちを持ちたいものです
中国の、韓国の、北朝鮮の、インドの・・・
とにかく、世界の子ども達に幸せな時間があるように
千葉の、埼玉の、葛飾の、藤沢の、日本の・・・子ども達が
世界の子ども達のことを考えられる大人になりますように
今年のクリスマスにはそんなことを考えた
皆さまよいクリスマスを!!