突然ですが、先日、マンデラ元南アフリカ大統領が亡くなりました。
ガンジーの非暴力による白人からの植民地解放運動と並び、
賞賛される反アパルトヘイトの主導者ネルソン・マンデラ。
主導者として命を賭して運動する彼に、水面下でインタビューを
する機会を得た白人記者とのドキュメンタリー番組を見た。
「もし黒人(先住民)が主導権を得たら、白人を迫害するのか?」
という彼の質問に、若く生意気そうな顔をした(失礼ながら)
マンデラは以下の様に答えた。(うろ覚えで申し訳ありませんが)
「もし我々が選挙権を持ち、白人と対等に話しができるなら、
手に手を取り、互いに支え合い、発展していきたい。
南アフリカを迫害や人種の壁のない国にしたいんだ」
若き日のマンデラ
自分のことばかり考える政治家や、起業家たちがはびこる昨今。
国や民衆の本当の利益を考える力を持つことの尊さ。
現代の子どもたちにも、彼の様な夢と力が宿ります様に。
今年のクリスマスはそんなことを考えた。
皆さま、良いクリスマスを!